日本のマンガを英訳した「バイリンガル版」と言われる書籍があります。島耕作やドラゴンボールが有名ですが、ついに横山光輝の三国志もバイリンガル版の仲間入りを果たしました!三国志好きにとっては最高の英語教材。何度読み直しても面白い横山三国志ですので、繰り返し学習が必要なTOEICとの相性は抜群です!
横山三国志とは
三国志は色んな著者が題材にしてきた最強の歴史コンテンツですが、日本人にとっては非常に馴染み深いのが横山光輝の三国志ではないでしょうか。学校の図書館にあることも多く、娯楽の少ない学生時代にお世話になった人も多いはず。
横山光輝は「鉄人28号」の著者。銀行員、映画配給会社宣伝部員を経てマンガ家になったビジネス感覚にあふれる巨匠です。
なぜバイリンガル版がおすすめか

①楽しみながら英語に触れる時間を増やすことが出来る。
これに尽きます。ただし、いくらマンガとは言え、興味のないものですと勉強感が強まってしまいますので、自分が楽しめる題材を選ぶことが大切です。私は文庫版も電子書籍版も持っているくらいの横山三国志好きですので、今回のバイリンガル版・三国志はドハマりでした。
②和訳が同ページに記載されており、意味確認のストレスが無い。
バイリンガル版は英語だけでなく日本語も同ページに記載されており、辞書をひかずとも目線をチラッとずらすだけで意味を確認することが出来ます。この手軽さが英語を読む際のストレスを大幅に軽減してくれます。
また、この表現はTOEICチャット問題に出てきそうだな!と思いながらマークして読むと二度目に読む際に理解が深まります。
③チャット問題の参考書が少ない
TOEICの参考書でチャット問題を重点的に扱うものは少なく、これだけ多くの会話文に触れられる本は貴重です。試験に出る問題数も少ない部類ではありますが、TOEICいかに取りこぼしを少なくするかを競う試験でもありますので、苦手分野を作らないことが必須となります。

チャット問題対策に最強
パート7にオンラインのテキストメッセージを題材としているものが出てきます。いわゆるチャット問題。日常のコミュニケーションを題材としており、 文章量自体は少なくパッと見シンプルで簡単そうに思えます。が、英語に馴染みが無い人にとっては流れを掴みにくく、苦手としている人も多いはず。
600~700点台の時はとにかく時間をかけずに解ける問題(=英語量の少ない問題)を簡単で得意としていましたが、800点を超えてからも正答率が伸びていなかったのがチャット問題でした。しかし、バイリンガル版に手を出してからチャット問題の正答率が上がり、900点を超える事が出来ました!これはバイリンガル版を読むことで、日常会話の雰囲気をつかむめるようになった事が大きく影響しています。
ある程度の点数になってくると、TOEIC専用の本で勉強をするだけでなく、英語力を底上げしてくれるような取り組みも重要になってきます。英会話であったり、仕事で意図的に英語でメモをしてみたり、英語の記事を読んでみたり、、、といったちょっとした事が実ってくるもんです。
電子書籍版はあるの?→今のところ無し。
著者名 | 横山光輝 翻訳/ロジャー・プライア |
発刊日 | 2019年11月25日 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 292 |
形式 | 単行本(ソフトカバー) *2020/1/19時点 |
読んでいてつまらない、勉強と変わらないな、、、という場合はTOEICの参考書に取り組んだ方がスコアアップにつながります。とにかく継続することが大切ですので、自分が苦にならない勉強法を見つけ、英語に触れる時間を増やして行くのが良いかと思います。
We swear to the Heavens.
Even though we were born on different days,
we pray that we shall die on the same day.
(我ら天に誓う。我ら生まれた日は違えども 死す時は同じ日同じ時を願わん)